例)ファンのP-Q特性グラフ
AMCA/JISに基づいたマルチノズルチャンバー方式を採用している為、精度管理が容易です。またノズルの選択・組合わせにより広範囲な風量測定が可能です。
トグルクランプによる連結方式で流れ方向の変更が簡単に操作できます。吸気、排気、両方の条件で測定が可能です。
測定流体 | 一般空気、常温大気圧 |
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流量測定法 | マルチノズルチャンバ方式 |
対応規格 | AMCA STANDARD 210-85 もしくは JIS B8330 |
型式
S0522344 - (1)(2) - (3)(4)
(例) S0522344 - 2RE - 2C
風量範囲:1.5~20m3/min向け本体、回転数計・試験品電源追加、PC制御機能付き、手元設定器つき
分類 | 項目・仕様一覧表 | 型式 | |||
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仕様 | |||||
風量測定範囲 | 風量測定チャンバ 断面形状 |
試験品チャンバ 許容静圧 |
試験品圧力損失 測定範囲 |
(1) | |
装置本体 | 0.2~10m3/min | 520mm角 | 1000Pa | 0~500Pa | S0522344- 1 |
1.5~20m3/min | S0522344- 2 | ||||
0.5~60m3/min | 1000mm角 | S0522344- 3 |
機器オプション | |||
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分類 | 項目 | 説明 | 型式 (2) |
測定機器 | 風量 | 風量計算に必要な大気圧計・温湿度計・ノズル前圧計・ノズル差圧計を追加し、各測定値を計器にて盤面表示します。 | 標準装備 (記号なし) |
試験品チャンバ静圧 | 試験品チャンバの静圧を測定するための差圧計を追加し、その測定値を計器にて盤面表示します。 | ||
回転数 | 試験品の回転数を測定するための非接触回転計を追加し、その測定値を計器にて盤面表示します。 | R | |
電力 | 試験品の消費電力を測定するための電力計を追加し、その測定値を計器にて盤面表示します。 | P | |
電源機器 | 試験品供給電源 | 試験品を駆動する電源を追加します。また、その電圧値を盤面表示します。 ※試験品の直流/交流・電源容量をお知らせ下さい。 |
E |
パソコン機能オプション | ||
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分類 | 説明 | 型式 (3) |
オプションなし | パソコンによる演算処理・データ収集・設定・制御といった機能を含みません。 | 0 |
データ処理機能つき | 【機器オプション】で選択された機器のデータをパソコンに取り込み、演算・表示します。また、測定データを記録しCSV形式で取り出すことができます。 | 1 |
設定・制御機能つき | 風量の設定機能及び設定風量に対する風量制御機能、並びに【機器オプション】で選択された機器の設定機能を追加します。本機能には、上記のデータ処理機能が含まれます。 | 2 |
操作オプション | ||
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分類 | 説明 | 型式 (4) |
仕切弁・補助送風機 遠隔手動設定器 |
仕切弁の弁開度並びに補助送風機回転数を手動で設定できる手元設定器を追加します。風量制御を手元の操作でできるようになります。ただし、ノズルの切替は含みません。 | C |
ノズル自動切替器 | 風量制御での測定風量に合わせて、その風量にあうノズルを自動選択し切り替えます。 【パソコン機能オプション】で設定・制御機能付き(型式(3)において2)を選択した場合に可能なオプションです。 |
S |
試験用途
ファンのP(静圧)-Q(風量)特性、回転数計測、電力計測、部品の風量に対する圧力損失計測、ヒートシンクの熱抵抗計測等
オプション
1. 吐出・吸込両使用対応可能です。
2. 試験品サイズによる試験品チャンバサイズ変更も可能です。
3. 上記一覧表以外の風量範囲対応も可能です。
4. 上記一覧表より高い圧力損失対応も可能です。
5. 現地での据付、配線工事等も別途対応可能です。