楔状に加工した光ファイバー先端部を気泡が貫通する際に反射光量が変化することを利用して、気泡ごとに、気泡径と気泡速度を検出するシステムです。
[用途一例]
原子炉冷却
光ファイバを用いることにより、オイル、冷媒液などの非導電性の液体にも適用が可能です。
2本のセンサーを通過する気泡の時間差から、
速度を計算します。
本体の仕様 | |
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計測方式 | 光電検出式 |
特長 | 気泡径・速度の同時計測 |
センサー | 先端傾斜ファイバー |
適用気泡径 | 1.0mm~ |
適用最大流速 | ~5m/s |
計測ソフトウェア サンプリング方式 リアルタイムモニター データ収録 解析表示 データテーブル ヒストグラム図 |
バースト信号サンプリング 光電変換出力信号 最大100,000個(気泡数) 気泡速度、気泡径、OK/NG バースト信号波形 平均値、標準偏差 気泡速度、気泡径、OK/NG 気泡速度、気泡サイズ |
センサの種類
出力情報 | S-TOP | T-TOP | F-TOP |
ボイド率 | ○ | ○ | ○ |
信号波形 | ○ | ○ | ○ |
気泡速度 | × | ○ | ○ |
気泡径 | × | ○ | ○ |
気泡突入角度 | × | × | ○ |
平均値 | × | ○ | ○ |
標準偏差 | × | ○ | ○ |
本製品は関東経済産業局による、平成20年度地域イノベーション創出研究開発事業により開発しております。
プロジェクトリーダー:静岡大学 齋藤 隆之 教授