風速計検査用小型風洞 S980391-2

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  • 概要

    50 m/sまでの風速域をカバー
    設定領域をオープンとした回流式風洞設備

    熱式風速計の比較検定を目的としたコンパクトな風洞で、50 m/sまでの風速域をカバーします。小型軽量で運送据え付けが容易な形状です。

     

  • 特長

    広い風速範囲をカバー

    本風洞は0.5~50 m/sの範囲の風速域をカバーしており、吸い込みノズルの切り替えによって風速を2レンジに分けて設定できます。高風速時は整流胴内静圧を、低風速時には送風機吸い込み口に取り付けたノズル負圧を用いることで、全風速範囲に渡って差圧計の感度を得るようにしています。

    高風速時 低風速時

  • 用途

    熱式風速計の比較検定

    熱式風速計はセンサー表面の汚れ等により出力が変化するため、定期的な出力値の確認が必要です。本風洞は熱式風速計の出力確認用として再現性に優れた安定した気流を発生することができます。
  • 仕様

    本体の仕様
    モデル番号 S980391-2
    取り扱い気体 一般空気
    風速範囲 低速設定時 0.5~5.0 m/s
    高速設定時 5.0~50.0 m/s
    吐出口径 100×100 mm(正方形)
    測定部の長さ約300 mm
    風速分布
    (風速1 m/s以上)
    低速設定時 ±5% (面積範囲 50%)
    高速設定時 ±3% (面積範囲 65%)
    平均風速安定性 ±2%以下 
    (風速1 m/s以上、10分間の変動幅)
    乱流強度(風速1 m/s以上) 1.5%RMS以下
    外形寸法 1850(W)×1340(H)×600(D) mm

    注)平均風速安定性および乱流強度は、縮流胴出口断面中心点での値です。
  • 付属品・別売品

  • カタログダウンロード

  • 事例紹介

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