大型エアークリーナー試験装置 S6507

自動車に用いるエアークリーナーに関してJIS D 1612に準拠した大流量での性能試験が行えるよう設計しています。

自動車に用いるエアークリーナーに関してJISD1612に準拠した性能試験が行えるよう設計

通気抵抗試験、清浄効率試験、ダスト保持量試験に適応したシステムを構築しています。

ダスト試験ではフィルター上のダスト保持に伴い通気抵抗変化が生じます。強力な真空ポンプとソニックノズルと組み合わせで圧力変化に伴う規定流量を維持します。

乾式ロータリー真空ポンプを採用することで、水封式でのクーリングタワーなどの付帯設備が不要となり、設置場所を小さくすることができます。

自動車用エアークリーナーの開発試験、品質試験

エアーフローメータ試験装置で使用する機材をベースにしているため高精度流量での試験が可能です。本体制御装置と粉体発生装置やカーボン発生装置との連動も可能です。

各種流量計の検定

層流型気体流量計、超音波式気体流量計などの2次流量計の検定のため基準流量計としてご使用できます。

本体の仕様
モデル番号	S6507
流量範囲	0.05～16.5 m³/min、0.1 mPa Abs、24℃、50％RH
設定分解能	0.05 m³/min
再現精度	±2％ rdg　±0.01％ FS
試験モード	通気抵抗測定、油持ち去り試験、フィルター圧損測定、捕集率測定
吸気源	水封式真空ポンプ