例えば、Aさんが「風邪を引いたかな?」と思ったり、「体調が悪いな」と思ったりして、病院に行ったとします。医師は、受診したAさんの体の状態を数値化して判断するため、血圧を測ったり、採血や採尿を行ったりして、様々な検査をします。その検査結果を元に、風邪やインフルエンザなどの診断をします。
同様に、工場等の製造工程における環境についても、環境の状態がどうなっているのか、有害物質がどの程度存在しているのかを数値化して、評価を行う検査が作業環境測定です。
現在、作業環境測定および評価は、主に作業環境測定士が行って、依頼主に報告しています。その評価を基に、事業主、産業医、被雇用者、衛生管理者等が、安全衛生委員会で対策を考えることになります。
詳細は、
公益社団法人 日本作業環境測定協会のWEBサイトを参照願います。
▼公益社団法人 日本作業環境測定協会
http://www.jawe.or.jp/