Focus LC®

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  • 概要

    Focus LC®

    高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)システム
    据え置き型HPLCと同等の性能を可搬型で実現

    小型・可搬性でありながら、最先端の研究室でも使用できる高精度なmicro HPLCです。

    高圧グラジエント、耐圧10,000psiと据え置き型HPLCと同等のパフォーマンスです。

     

  • 特長

    コンパクト、軽量、そしてパワフル

    Axcend Focus LC®は小型であるにも関わらず高圧グラジエント、10,000 psiの耐圧を実現。バッテリー、ポンプ、溶媒、廃液、カラム、検出器がすべてケース内に収納されています。

    ラボをサンプルの元へ

    Axcend Focus LC®はバッテリー内蔵です。ラボ内での使用だけでなく、電源のないところに持ち運んで測定ができます。ドラフトチャンバー内、プラントなど現場でも使用できます。

    溶媒の使用量が1/1000に

    通常のHPLCに比べ使用する溶媒の量が1/1000に。移動相や廃液処理のコストを大幅に削減できるため、環境に優しいHPLCです。

  • 用途

    医薬品製造のスケールアップ時の確認に

    ラボレベルの試験からベンチスケールの製造へ移行する際、中間反応生成物の確認が必要です。製造過程でサンプリングを行い、その場での測定が可能なAxcend Focus LC®を使用することで即座に結果が得られます。


    Surface Water(表流水)などのスクリーニングに

    現場からラボに持ち帰る途中でサンプル内の物質が変化する可能性があります。現場での測定が可能なAxcend Focus LC®を使用することで物質の変化を気にすることなく結果を得ることができます。


    化学プラントの現場分析に

    製造過程における製品のチェック、中間体の生成確認など製造現場でもすぐに確認できます。


    教育現場での学習に

    Axcend Focus LC®はハンドポータブルであり、教室での教育に最適なツールです。Axcend Focus LC®は、HPLCシステムとして必要なものをすべて内蔵しているため、ユーザー、インストラクター、生徒の溶媒暴露を最小限に抑え、安全性を確保しながら実践的な学習を行うことができます。


    LC-MSの試料導入に

    Axcend Focus LC®は、どこのLC-MS装置にも持ち運んで設置できます。またマイクロ流量であるためイオン化効率が上がり、高感度分析が可能です。

  • 仕様

    主要仕様
    サイズ 21.6 x 35.5 x 20.3 cm 8.0 kg(FWHM)
    流速 0.5 – 10 µL/min
    標準サンプルループ    40 nL or 250 nL
    バイアル容量
    (移動相 / Waste)
    15 mL
    電源 120 - 220 V AC (50 または 60 Hz)
    内臓バッテリー 12.8 V / 85 Ah
    PC デスクトップPC または ラップトップPC
    Windows 10 または 11 Pro 64bit
    PC要求仕様 intel Core i3 2.0GHz 64bit または同等以上、RAM 8 GB以上,
    画面解像度1600 x 900以上, 100 Mbps/1 Gbps Ethernet

     

     

    カラムカートリッジ(標準)仕様
    カラム 100 mm X 0.36 mm O.D. (0.15-0.30 mm I.D.)
    C18(標準)
    オンカラムUV検出器 235, 255, 275 nm(1波長または2波長を選択)

     

     

    カラムカートリッジ(ヒーター付)仕様
    カラム 0.36 mm O.D. 各種キャピラリーカラム
    1/16”, 1/32” フィッティングのカラムも接続できます
    設定温度 35 – 80ºC
    UV検出器       235, 255, 275 nm(1波長を選択), なし

  • 付属品・別売品

  • カタログダウンロード

    • Focus LC® カタログ

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    • コンパクトマイクロLCを用いた 殺生物剤(バイオサイド)の分析

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    • Focus LCを用いた 多環芳香族炭化水素(PAHs)の迅速分析法

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    • Focus LCを用いた 逆相μHPLC によるインタクトプロテイン分析

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  • 事例紹介

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