環境計測機器 製品案内カタログ2022
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About Our Technologies/Specications技術について/仕様・選択ガイド2風速計は、素子の汚れや経年劣化により、指示値が変化してしまうことがあるため、定期的に校正する必要があります。(校正周期は使用頻度・環境によって異なります)アネモマスター風速計・クリモマスター風速計、粉じん計、パーティクルカウンターなどは国家標準に対して定期的にトレースされた基準器を使用して校正しており、国家標準とのつながりを対外的に証明するトレーサビリティー証明書を発行しています。(モデルにより内容は異なります)当社の熱式風速計は、温度変化による風速測定誤差を補正する温度補償回路を内蔵しています。この温度補償回路は、世界に先駆けてカノマックスが生み出した技術のひとつ「ブリッジ平衡型」という計測原理を応用しています。温度補償センサーは個々に抵抗値が異なり、温度補償効果にバラつきがあるため、理論値のみでは高精度のプローブは作れません。当社では温度可変風洞および高温風洞を用いて、風速プローブひとつひとつの特性を調べ、実際の温度補償効果を実測確認することで高い信頼性を実現しています。トレーサビリティー体系証明書・成績書が必要な場合は製品ご購入時にお申し付けください。別途有償にて承ります。(成績書はご購入時に付属しているモデルもございます)※上図は風速計の場合です。 製品により、書類の様式は異なります。カノマックスの風速計校正設備証明書・成績書国家標準NISTPTBNISTINRIM(一財)化学物質評価研究機構(国研)産業技術総合研究所(AIST)社外校正機関国華エンジニアリングサービス(株)住友精化(株)JCSS0010神港テクノス(株)(株)クローネ(一財)日本品質保証機構(JQA)基準器校正設備湿度発生装置高温風洞装置温度試験装置低速用風洞装置高風速用風洞装置高温風洞装置高温風洞装置高風速用風洞装置デジタル温湿度計L型ピトー管デジタル圧力計熱式風速計ガラス製温度計デジタル指示計キャリブレーター圧力キャリブレーター標準ガス風速・温度・湿度・圧力・電流・電圧CO・CO2濃度日本電気計器検定所(JEMIC)トレーサビリティー体系図校正証明書成績書用 途仕 様タ イ プポンプ式高温域での風速校正湿度校正圧力校正湿度校正器圧力発生器分流式高温風洞校正設備温度可変風洞温度補償の校正低速域の風速校正高速域の風速校正低速風洞高速風洞0~100%, 5~60℃室温~400℃0.1~50 m/s0~±10 kPa0.3~50 m/s5~80℃0.05~2.5 m/s3~50 m/s※体系図は一部のみご紹介NIST=米国国立標準研究所  PTB=ドイツ国立物理標準研究所   INRIM=イタリア国立計量研究所

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