【22】風速プローブの特性について

風速プローブの指向特性
当社では、様々な用途に合わせて器種を選んでいただけるよう、様々な形状のプローブを持つ器種をご用意しています。形状による特性をよく理解いただいたうえで器種選択していただきますと、効果的な測定につながります。
当社のプローブ形状には、以下の表のように大きく分けて3つの形状があります。
これら3つの形状は、風向により風速の検出特性(指向特性)が異なり、正確な測定には、そのプローブの指向特性を知ることが大切です。以下に、それぞれのプローブの指向特性グラフを示します。(このグラフは、そのプローブ形状を代表する特性データです。同じ形状であっても器種によっては若干異なる場合があります。)
指向性があるプローブでは、風向マークを風上に向けて計測してください。
 
プローブ形状 プローブ水平回り指向特性 プローブ垂直回り指向特性 応答性※
棒状タイプ 直径6~11 mm 指向性あり 指向性あり 約1秒
針状タイプ 先端部直径1 mm 指向性なし 指向性あり 約4秒
球状タイプ 先端部直径2.5 mm 指向性なし 指向性なし 約7秒
 
温度補償特性
風速素子だけでは風温の変化に依存した風速値を示しますが、当社のアネモマスター/クリモマスター風速計は、プローブ内部で風速素子に温度補償素子を組み合わせられることで、風温の変化に依存しない風速値を示します(温度補償機能)。この機能を有効にするために、風速素子と温度補償素子の両方に測定対象の風を当て、温度条件を同じにすることが必要です。風速素子、温度補償素子の配置は、プローブ形状により異なります。主なプローブの形状例はつぎのとおりです。
プローブの形状例
棒状タイプ 針状タイプ 球状タイプ

 
プローブの指向特性

※この指向特性は代表的なものですので、実際の製品とは若干異なります。
棒状タイプ
水平方向指向特性 (10 m/s) 垂直方向指向特性 (10 m/s)
球状タイプ
水平方向指向特性 (1 m/s) 垂直方向指向特性 (1 m/s)
針状タイプ
水平方向指向特性 (5 m/s) 垂直方向指向特性 (5 m/s)